初期ストーリーとエレナについておさらい!「北風に揺れる向日葵」レビュー【ハチナイ記事】

ハチナイ記事

こんにちは、管理人の夢助むすけです!

今回は以前紹介した第三弾に続き、ハチナイ小説第一弾「北風に揺れる向日葵」のレビューをしていきたいと思います。
ストーリー本編の夏大会において最初は「???」という形で伏せられ、つい先日に帝陽学園に続く対戦相手として正体が明かされたエレナ・スタルヒン彼女と女子野球部のいきさつを知る上では外せない一冊、さっそく紹介と解説の方に移りましょう!

あらすじ

中学時代に肩を壊し、野球選手としての道が閉ざされてしまった主人公、八上浩太。野球部の無い高校に入学した彼だったが女子野球部を創部しようと奮闘する同じクラスの有原翼に誘われ監督(仮)を請け負うことに。部員集めに苦心する翼と八上達の前に、季節はずれの転校生エレナが現れる。2人はエレナを野球部に勧誘しようとするのだが……。「一緒に、甲子園に行こう!」青春体験型野球ゲーム『八月のシンデレラナイン』小説版登場! 出典:八月のシンデレラナイン 北風に揺れる向日葵 背表紙

本書の見所3つを解説!

あらすじにある通り、ハチナイ公式小説としては一冊目である本作。その見所をピックアップしてお伝えします! ※以下、核心的な部分はぼかしますがネタバレに注意

・エレナの魅力と葛藤
本書は表紙左上に描かれているエレナ・スタルヒンが主役の一人です。
当初は小説版オリジナルキャラクターという扱いでしたが、後にゲーム本編でも「北風薫る球友の手紙(1年生編サイドチャプター・7月中旬)」などで登場し、現在(2020/09/13)描写が進んでいる二度目の夏大会において招待枠チームのキャプテンとして再び姿を現すことになりました。本書ではそんな彼女と発足間もない頃の女子野球部の交流が描かれます。

一見非常にクールそうなエレナですが、実は真顔で冗談を言うなどの茶目っ気も併せ持っており、さまざまな一面を見せてくれる魅力的なキャラクターとして描かれています。彼女の冗談(という名のロシアギャグ)を受けての周囲の反応の違いもまた見所の一つ。
そんな彼女はひょんなことから八上・有原率いる女子野球部と関わり始め、ところどころで野球経験者らしき様子、そして才能の片鱗を覗かせます。しかし本人は何度女子野球部に勧誘されても、やんわりとそれを拒否し続けていました

好意的に女子野球部と関わりつつも、野球そのものとは距離を置こうとしているエレナ。時折見せる寂しげな表情は、一体何を意味するのか…。
そんな姿を通じて彼女について知ることができるのが、本書最大の魅力でしょう。

・描写が追加された初期ストーリー
作中の序盤では、ゲーム本編と同じく主人公(八上浩太)と有原が女子野球部を立ち上げます。そこからエレナとの出会いあたりまでは基本的にゲーム本編のストーリーをなぞるような形ですが、本書では小説という媒体ゆえにその中にも細かな描写が追加されているのが特徴。

特に河北有原への思いや、鈴木が自身の体力不足について考えることなど、ゲーム本編だけでは描写されていなかった部分の補完があるのはストーリー・キャラクターを楽しんでいる身としてはとてもありがたいですね。
一方で東雲は表紙にいるにもかかわらず(対決シーンこそあれど)キャラとして大きな掘り下げはなかった印象なので、その点は注意かもしれません。

・さっぱりとした読後感
時にほのぼの、時に真面目でシリアスなストーリー、さらには上記のような掘り下げまで展開される本書ですが、その描写がくどくなくさっぱりと読めるのも魅力の一つ。ノベル一冊という限られた範囲で女子野球部発足からエレナとの出会いや交流などを描き、ゲーム本編へと繋がるようなラストへとしっかり結びつけられています。

全体を通して爽やかな青春を感じられる雰囲気は、小説といえどやっぱり「ハチナイ」。本作の世界観が好きな人ならきっと楽しめることでしょう。

まとめ・ハチナイを知っている人にも知らない人にもおすすめ!

ここまで「八月のシンデレラナイン 北風に揺れる向日葵」の見所を紹介・解説してきました。
まとめると本書は、

・本編に再登場したエレナ・スタルヒンの魅力
・本編で描ききれなかったキャラクター達の思い
・さっぱり爽やかな青春を感じられる雰囲気

これらを楽しむことができる一冊といえます。

すでにハチナイをプレイしている人はもちろん、ゲーム本編の初期ストーリーを下地にしていることからまだハチナイをプレイしていない人への入門書としてもおすすめです。プレイ前にエレナのことを知っておけば、ゲーム本編で再登場した時にニヤリとできるかもしれませんね。

自分で読んでもよし、ハチナイが気になっているという人に布教用として渡してもよし(?)な本書、気になった方はぜひ読んでみてください。
それではここまで読んでいただきありがとうございました!

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