離島の少女と初心者の奮闘!「潮騒の導く航路」レビュー【ハチナイ記事】

ハチナイ記事

こんにちは、管理人の夢助むすけです!

今回は以前紹介した第一弾第三弾に続き、ハチナイ小説第二弾「潮騒の導く航路」のレビューをしていきたいと思います。
ゲーム本編では「切り拓かれる茨道(2年生編サイドチャプター・4月中旬)」で登場し、現在(2020/09/22)描写中の夏大会においても向月高校の選手として存在感を見せている潮見凪沙。彼女もまた第一弾のエレナと同じく、最初は小説版のオリジナルキャラクターでした。
そんな彼女と女子野球部の関係を知る上では必須の一冊、さっそく紹介と解説の方に移りましょう!

あらすじ

中学時代に肩を壊してしまった八上浩太が有原翼と立ち上げた咲浜高校女子野球部も部員が増え順風満帆に思われたが、皆の思いはバラバラで、夏大会の参加を決めかねていた。そんな中、八上達は離島の女子野球部と合同合宿をすることになる。島で出逢った少女、潮見凪沙は類い稀なる才能を持った投手だったが、何やら問題を抱えているようで――。「野球、諦めたくない……!」『八月のシンデレラナイン』オリジナルストーリーが登場! 出典:八月のシンデレラナイン 潮騒の導く航路 背表紙

本書の大きな見所2つを解説!

ハチナイ公式小説の二冊目となる本作。その見所をピックアップしてお伝えします! ※以下、核心的な部分はぼかしますがネタバレに注意

・潮見凪沙の葛藤と変化、そして…
本書は有原と並んで表紙に描かれている潮見凪沙が主役の一人です。
とある離島の女子野球部に所属する彼女は投手として非常に高い能力を持っており、数少ない部員達からの信頼も厚い好選手でした。本作はそんな彼女と、その離島に合宿にやってきた本校女子野球部との交流が描かれます。

凪沙の実力は誰が見ても並のものではなく、それは主人公・八上浩太から見ても同じでした。しかし凪沙は野球に対して非常に淡々としており、執着する様子を見せません。
しかし八上は、そんな彼女が必死に自主練をする姿をたまたま目撃してしまいます。昼間は「野球は中学まで、遊んでいる暇はない」と口にしていたのに…というギャップに違和感を覚えた彼は、どこか苦しそうな様子の凪沙を有原とともに気にかけるようになりますが…。

そんな序盤の描写からキツい印象を受けがちな凪沙ですが、物語の中盤以降は彼女本来の表情を見せてくれるようになります。そんな葛藤を経ての変化を見て、潮見凪沙というキャラクターを知ることができるのが本書の大きな魅力の一つです。

そしてラストシーンでは、それまでの態度からは考えられない行動も…?その内容は、ぜひ本書を手にとって確認してみてください。

・魅力的に描かれる部員達とサボり同盟の奮闘
あくまでエレナが中心の第一弾、ライバルキャラクターがメインの第三弾と比べ、本書は本校女子野球部の面々の描写が豊富なのも特徴の一つ。肝試しを前にした岩城の反応など、本編ではあまり描かれない一面も見ることができます。
特に準主役と言っていいほどの活躍を見せるのが、新田花山の「サボり同盟」コンビ。本作は一年目の夏大会前の時系列なため、序盤は不真面目な態度を見せることもありますが、八上のアドバイスなどを通じて少しずつ真剣に野球に向き合うようになります。そこから繋がる凪沙との交流は、まさに青春の一ページと呼ぶに相応しい爽やかさです。

凪沙についてだけでなく、第一弾とはまた違った視点で初心者組をはじめとした部員達を掘り下げた本書は、すでにハチナイをプレイしている人も満足できる一冊と言えるでしょう。

まとめ・ハチナイにハマっている人には特におすすめ!

ここまで「八月のシンデレラナイン 潮騒の導く航路」の見所を紹介・解説してきました。
まとめると本書は、

・本編でも登場する潮見凪沙の魅力
・本編とはまた違った一面も見られるキャラクター達の活躍
サボり同盟の本気(?)

これらを楽しむことができる一冊といえます。

本編では描写が少ない凪沙がメインであること、また既存のキャラクターの違った一面を見られることから、すでにハチナイをプレイしていてストーリーやキャラクターに魅力を感じている人には特におすすめ。
ゲーム中だけでは窺い知れない凪沙の人柄や、部員達の新たな一面について知れば、自分の中のハチナイワールドがさらに広がることでしょう。

潮見凪沙の描写に加え、ハチナイの魅力の一つであるキャラクターについても掘り下げた本書。気になった方はぜひ読んでみてください。
それではここまで読んでいただきありがとうございました!

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