夏大会前に読むべき一冊!「夏蔦に還す約束」レビュー【ハチナイ記事】

ハチナイ記事

こんにちは、管理人の夢助むすけです!

今回は7/29に発売されたハチナイ小説第三弾「夏蔦に還す約束」のレビューをしていきたいと思います。
すでにハチナイをプレイしている人には特におすすめの一冊、さっそく紹介と解説の方に移りましょう!

あらすじ

春大会で見事優勝を勝ち取った有原翼たち咲浜高校女子野球部。実力をつけた彼女たちは、昨年の夏大会優勝校である界皇高校女子野球部との練習試合に挑むが……結果は完敗。しかし数日後、八上浩太のもとに界皇高校の主将、草刈レナから「界皇の合宿を見学にこないか」と申し出が。不思議な申し出に疑問を抱きつつも誘いに乗る浩太だったが、レナと二人でいるところを偶然、部員の綾香に見られてしまい――!? 女子高校野球界の絶対王者、草刈レナの知られざる過去に迫る『八月のシンデレラナイン』小説版オリジナルストーリー、待望の第3弾! 出典:八月のシンデレラナイン 夏蔦に還す約束 背表紙

本書の見所3つを解説!

ハチナイ公式小説の三冊目となる本作。その見所をピックアップしてお伝えします! ※以下、核心的な部分はぼかしますがネタバレに注意

・草刈レナの知られざる素顔と、高坂椿との関係
表紙やあらすじからもわかるように、本書はゲーム本編のライバルキャラクターの一人・草刈レナが主役の一人となっています。
女子野球の名門・界皇高校で主将を務める彼女は選手としても非常に高い実力を持っていますが、加えてさらに高みを目指して努力を重ねるストイックな性格や、それらを鼻にかけない物腰柔らかな人物像など、いかにも完璧超人といった振る舞いがゲーム中では描かれていました。

しかし本書では、それだけではない彼女の素顔を知ることができる描写が随所に盛り込まれています。あまり詳しく書くとネタバレになってしまうのでここでは述べませんが、いわゆる「ギャップ萌え」な設定もちらほら…(あざとい!だがそれがいい)
作中の登場人物からもユーザーからも「高校生離れしたすごい人」と捉えられがちな草刈レナですが、本書を読む前と後ではその印象が大きく変わることでしょう。ひとたび野球という舞台を離れれば、彼女もまた一人の女子高生にすぎない…それを実感させてくれる描写は、彼女のファンでなくとも必見です。
個人的には27pの「……だって、こっちのほうが(以下ネタバレ防止につき伏せ)」という台詞が好きですね。それに対する高坂のリアクションとの温度差もまたいい…。

そしてもう一つ忘れてはならないのが、表紙でも並んで描かれている高坂椿との関係。
草刈と同じくゲーム本編のライバルキャラクターで、界皇に次ぐ女子野球の名門・向月高校のエースである高坂。そんな彼女と草刈の知られざる関係が語られています。
彼女がなぜ向月高校に進学したのかや、本書表紙イラストとゲーム本編で髪型が違う理由…そして本編で示唆されていた、肘を故障してしまったことに対する思い。草刈との関係だけでなく、高坂椿というキャラクターとしての描写にも見逃せないものがあります。特に髪型に関するエピソードは個人的にかなりツボでした。

それらゲーム本編だけでは知ることのできなかった描写を楽しめるのが、本書最大の魅力といえるでしょう。

・キャラクター達の「目標」というものに対する考え方
作中では有原ら本校女子野球部と草刈が「甲子園」を共通の目標としていることについても語られ、それぞれが目標にかける思いそれに対する考え方について述べています。

他者からは「志が高すぎる」とまで言われる草刈、それを本人の口から語られて揺れる主人公・八上浩太やがみこうた、そんな彼に問いかける有原。届くかもわからない遠大な目標を追いかける者ゆえの葛藤は三者三様であり、終盤ではそれをきっかけとした一つの事件が…。
その事件を通して伝わる夏への思いは、これから(2020年8月)ゲーム本編でも始まる夏大会のエピソードをより楽しむためのスパイスになってくれるでしょう。

彼ら彼女らの考え方はキャラクターとしての魅力に深みを増してくれるだけでなく、読んでいるこちらにも思わずハッとするような気付きを与えてくれました。

・もちろん本校生徒の魅力もたっぷり!
ライバルキャラにスポットを当てた本書ですが、本校生徒もしっかり登場。メインヒロイン有原やあらすじで名前が出ている中野に加えて数名が登場し、物語を彩ります。
出番こそ主人公や有原、草刈らよりは少ないですが、チョイ役だからと適当な言動をするわけではなくきちんとそれぞれの魅力を活かした描写もあり。ライバルキャラクターがメインでありながらも非日常感が強すぎることはなく、きちんと「ハチナイの物語」であることを感じられましたね。

もちろん最後には熱い野球シーンもしっかりあります。選手の所作などが文章で表現されていることで、同じ野球シーンでもゲーム本編とはまた違った雰囲気を味わうことができるでしょう。

まとめ・ハチナイのストーリーが好きなら買って損なし!

ここまで「八月のシンデレラナイン 夏蔦に還す約束」の見所を紹介・解説してきました。
まとめると本書は、

・ライバルキャラクター・草刈レナと高坂椿の掘り下げ
・甲子園という目標に挑むキャラクター達のマインド
・脇役でも存在感を示す本校生徒達の魅力

これらを楽しむことができる一冊といえます。

ライバルキャラクターがメイン格であることから、すでにハチナイをプレイしていてストーリーをじっくり読み込んだユーザーには特におすすめな本書。上記のポイント二つ目にある「キャラクター達のマインド」を知れば、ゲーム本編の夏大会もより楽しめることでしょう。

ちなみに本書には、ゲーム中で利用できる特典コードが付属しています。DMM GAMES版のハチナイでコードを入力すれば、ゲームでは初実装となる草刈レナのSSRシーンを入手できます(DMM GAMES版以外をプレイしている人はアカウント連携が必要なので注意)。
もしもそれ目当てで購入するとしても、小説の方にも目は向けてほしいですけどね…(笑) それだけの価値はありますよ。

それでは、ここまで見ていただきありがとうございました。気になった方はぜひ読んでみてくださいね!そして語りましょう!

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